人の顔と名前が覚えられない！（その２）

前回から、 人の顔と名前の覚え方についてお話しています。

今日は、
２）何度も繰り返す
３）「思い出す」を繰り返す

のお話をしましょう。

この２つを引っ付けて「『思い出す』を何度も繰り返す」がポイントです。
「『思い出す』を何度も繰り返す」場面は、２つあります。

その一つ目。

「会ったときに、何度も繰り返す」 のです。

はじめましてとご挨拶して、ご出身や趣味やお仕事など“雑談”をするときに 何度も何度もその方のお名前を入れて話をするんです。

例えば普通の雑談だと・・・

こんにちは！
吉野さんとおっしゃるんですね！
どこに住んでおられるんですか？
「吉野：京都です」

へぇー、京都ですか！わたし、金閣寺に行ったことがあります。
で、お仕事は何をなさっているんですか？

「吉野：セミナー講師をしています」
へぇー、セミナーですか。何を教えておられるんですか？・・・


ここで、会話の中に出来るだけ相手の名前を入れるのです。

上の例だと・・・

こんにちは！吉野さんとおっしゃるんですね！
吉野さんは、どこに住んでおられるんですか？
　「吉野：京都です」

へぇー、吉野さんは、京都ですか！
わたし、金閣寺に行ったことがあります。

で、吉野さんは、お仕事は何をなさっているんですか？

「吉野：セミナー講師をしています」
へぇー、吉野さんのお仕事はセミナーですか。
セミナーで吉野さんは何を教えておられるんですか？・・・


という具合です。

英語圏の方は、人の名前をよく覚えるという説を聞きました。会話の中に、相手の名前を良く入れるから・・・だそうです。

では、次回は続きを・・・。