暗記は試験のため?とんでもない! 暗記は日常に欠かせない技です。

学習法

あなたは、「暗記」という言葉に
どんなイメージを持っていますか?

「ひたすらアタマに詰め込む」
「意味は無視してとにかく覚え倒す」
「覚えている必要がなくなったらごっそり忘れる」

こんなところじゃないでしょうか?

あまりいいイメージではないですよね。

さらに、最近はインターネットでなんでも検索できるので
覚えなくても「ググればいい」と、ますます暗記は
迫害(?)されているような雰囲気です。

でも、暗記って実は、こういう意味なんですよ。

”暗記(あんき)とは、書いてある文章を見ないで口に出して言えるようにす るために覚えること。記憶法の一種である。”
(Wikipediaより引用)

”書いたものを見ないでそらで言えるように覚えこむこと。”
( Weblio辞書より引用)

と、早速吉野もググってます(笑)
ググるのも学習に大変有効ですよ。

あ、記憶と暗記、どう違うのでしょう?

ワタシの中では、
記憶:知識、経験、思い出・・・

暗記:記憶の中で、知識に関する記憶。
(さらに手順を踏まずに思い出せること)

と定義しています。

閑話休題。

暗記とは、
学校のテスト、資格試験のためだけに
使うものでは決してありません。

そして、あなたも日常生活で
『暗 記』していることを大いに活用しています。

たとえばこんなこと。

1、車の運転で…

あなたは車の運転免許を持っていますか?
持っていれば必ず、道路標識や道路上の表示など
いろんな情報を覚えているはずです。

でないと、免許証はもらえません。
「わからなければググろう!」
と、車を運転したらとんでもないことになります。

「あ、あの赤丸に白い横線の標識なんだっけ
 よし、ググろう」
なんてこと、運転中にやってたら
よくて渋滞、悪くて大事故です。

目で見て、その意味を「暗記」しているからこそ
「ここは進入禁止だ。じゃあこっちに曲がろう」
と、次の行動をスムーズに起こせます。

学科試験の前に一生懸命
「暗記」したおかげで
運転中にググらなく済むんですよね!

2、楽器を演奏するとき

どんな楽器でも、楽譜ってありますよね。
楽譜の読み方をググって
学習するのはアリだと思いますが
演奏しながらググるってわけにはいきませんよね。

そもそもどのような形で学習しようとも
音符や符号の意味を「暗記」しておかなければ
いざ弾こうと思っても弾けるわけありません。

さらに、高いレベルの話なのですが
ミュージシャンの方から
こんなお話をお伺いしました。

楽譜を丸覚えすると(暗譜、と言うそうです)
楽譜を読みながら演奏するよりも
脳(アタマ)に余裕ができるのです。

楽譜を追いながら演奏すると
それを「再生」するので精一杯。

ところが楽譜を暗記していると
脳(アタマ)に余裕があるので

「作者はどんな思いでこの曲を作ったのだろう」
「この曲が奏でている情景はどんな感じかなぁ」
ということを考えなら演奏できるようになるのだそうです。

このように、「暗記」は
決して嫌われるべきものではありません。

むしろ、暗記とは
あなたの生活の質を向上させたり、
持っているスキルをさら高度に活用できるようになるという
めちゃくちゃ素晴らしい技なんです。

暗記のおかげで
運転がスムーズ。ドライブ中に風景も楽しめる。
即興 でギター演奏を披露し、賞賛の声と拍手をもらった!
なんてことになったら

もう、あなたの脳(アタマ)は
”快”になってるはずですよね。

そうなんです。
暗記は、あなたの脳(アタマ)を
気持ちエェ!
という状態にしてくれるものなんです。

暗記は苦手、嫌い、と言いつつ
実は日々、あなたはいろんな場面で
暗記を活用しているんですよ。

意識せずとも作業ができるという状態を
一度
「これは私のアタマがしっかり暗記できている証拠だ」
と、たまに感じてみるのっていかがでしょう?

無料のWebセミナーで
あなたの「学習効率」高めてみませんか?

あなたの学ぶ力・覚える力が大きく変わる
Webセミナー「学習法クリニック」をご用意しました。
今なら無料でご受講いただけます!
 

詳しくはこちら
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧